「SNSを見ていると、みんなキラキラして見える」
ブランドバッグを買ったり、ホテルラウンジで仕事をしたり、高級ランチをSNSにアップしたり…。
もちろん、それ自体が悪いわけじゃない。
私もそういう時間が好きだし、実際にモチベーションが上がることもあります。
でも、ふとノートを書いていたときに気づいたんです。
「あれ、私が欲しかったのって“キラキラ生活”じゃなくて、“余裕”だったんだ」って。
今回は、そんな“人生迷子”だった私が見つけた「本当に大切にしたかったこと」について、正直に綴ってみようと思います。
「キラキラしなきゃ」がいつの間にか“義務”になっていた
起業女子界隈には「〇〇でなきゃいけない」という空気感があります。
ブランドバッグを持つ、高級ホテルのラウンジで打ち合わせする、SNSにオシャレな日常を投稿する。
最初は「素敵だな」「私も頑張ろう」と思っていたはずなのに、いつの間にかそれが“やらなきゃ”に変わっていました。
実際、私もそんな一人でした。
もちろん、ホテルラウンジも高級レストランも好き。ブランドものも可愛いなと思います。
でも、心のどこかでずっと違和感がありました。
「これって、本当に私が望んでた生き方だっけ?」と。
私がフリーランスになりたかった“本当の理由”
ノートに自分の気持ちを整理していたとき、ふと書いた言葉がありました。
「私がフリーランスになりたかったのは、時間とお金の“余裕”が欲しかったから」
そう、私が求めていたのは「贅沢」ではなく「余裕」だったんです。
高い服や豪華なランチがいらないわけじゃない。
でも、それらを「欲しい」と思った時に迷わず選べる“心の余裕”が欲しかったんですよね
“もっともっと”の前に、今ある幸せに気づくこと
ノートを書いていたとき、もう一つ大切なことに気づきました。
「お金の余裕は正直、個人的にもっと欲しいと思うけど(笑)、時間の余裕はすでに手に入れている」ということ。
会社員時代にずっと憧れていた、“平日のカフェのテラス席でノートを書く時間”。それが、今の私にはある。
それなのに、「もっと頑張らなきゃ」「まだ足りない」と上ばかり見て、今ある幸せを見落としていたんです。
あのとき、少し泣きそうになりました。
“ない”ものばかりにフォーカスしていたけれど、実は“ある”ものの中に、私の幸せはちゃんとあったんだって。
モヤモヤしているフリーランスさんへ伝えたいこと
もし今、あなたがモヤモヤしているなら、それは「何かが足りないから」じゃなくて、
「本当はもう手に入れているものに気づいていないだけ」かもしれません。
SNSの世界では、華やかな生き方が目立ちやすいけれど、幸せの形は人それぞれ。
あなたにとっての“豊かさ”や“理想の生き方”は、もしかしたらもうすぐそばにあるのかもしれません。
「余裕」は、外ではなく内側から始まる
フリーランスになって得たものは、派手さではなく、“心と時間の余裕”でした。
それは、キラキラよりもずっと静かで、穏やかで、でも確かな幸せ。
これからも私は、“ないもの”ではなく“あるもの”を見つめながら、自分のペースで生きていこうと思います




