離職率が高い職業として有名な『生保レディ』
そんな生保レディですが、離職率はなんと80%にも及ぶんです…!
そこで今回は、なぜ生保レディの離職率が高いのかについて理由を5つ解説していきます!
生保レディの離職率は80%!?
子供がいる主婦の方など女性にとって、就職先の1つに選ばれやすい『生保レディ』
ですが、
『生保レディ』の離職率は80%と言われています。
なぜ離職率が高い仕事なのに、多くの人が就職先に選んでしまうのでしょうか?
それは、
・他職種よりも提示されるお給料が高い
・女性が多く活躍している職種だから
・スカウトの人の誘い文句が上手
このような理由が考えられます。
その一方で、生保レディの実際はかなり過酷なんですよね…
生保レディは離職する人が多い一方で、就職する人も多いのが特徴。
女性でも頑張れば稼げること、スカウトの人の誘い文句が上手といったことが、離職率が高くても就職する人が途切れない理由なのかもしれません。
生保レディの離職率が高い理由5選!
生保レディの離職率が80%と高い理由について、1つずつ解説していきます!
生保レディへの就職を迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
1. ノルマの達成が過酷
まず1つ目の理由が「ノルマの達成が過酷」ということ。
生保レディの離職率が高い1番の原因とも言える、過酷なノルマ設定。
営業職なので、ノルマが課せられているのは当たり前。
会社から決められたノルマをクリアする為に、通常の勤務時間外にも労働せざる得ない人も多数います。
生命保険の営業というだけで大変なのに、過酷な労働環境に辞めていく生保レディは多いようですね。
2. 交通費やお礼など自腹
2つ目は「交通費やお礼などが自腹」だということです。
生保レディは正社員ではありますが、正式には個人事業主であることがほとんど。
個人事業主なので、
・お客さんへの差し入れ
・保険契約のお礼
・アポイント先への交通費
これらは経費という名の自腹である可能性も。
最近は、改善が進んでいる会社もあるようですが、経費扱いになることを事前に知らず入社する生保レディもいます。
そして、自己負担での営業活動が辛く、辞めていく生保レディが多いのも事実。
また季節ごとに、年賀状・バレンタイン・クリスマスなども用意しなければいけません。
3. ノルマを達成するために手段を選ばせない
3つ目は「ノルマを達成するために手段を選ばせないこと」です。
生保レディのお仕事は、保険の契約をとってくる事。
入社して順調に保険の契約が取れている人は問題ありませんが、毎月のノルマが達成できていないと上司から見込み客の提出を求められる可能性も…。
その場合、
家族や周りの友人に関しても見込み客として数えるように、言われることもあります。
契約を取れない生保レディの多くが、身の回りの家族や友人に頭を下げて、保険の契約をしてもらっている人も。
契約が取れないと、枕営業をせざる環境に追いやられてしまう生保レディの人も多いよう。
契約を取るための手段を選ばせない環境が、生保レディ達を追い詰めているようですね。
4. 3年目から年収が下がる可能性
4つ目は「3年目から年収が下がる可能性があること」です。
生保レディは契約上、正社員扱いの会社がほとんどですが、正式には個人事業主の場合も。
その為、契約を多数取った場合にはインセンティブでお給料をたくさん貰うことができますが、契約が少ないとインセンティブが少なくなってしまいます。
ほとんどの会社が、2年目までは給与保証が付いていることが多いので、固定給。
しかし、
多額のお金を稼いでいる人がいる生保レディですが、毎月の生活が苦しくなって辞めていく生保レディも多いようですね。
5. 聞いていた話と実態が異なる
5つ目は「聞いていた話と実態が異なること」です。
生保レディの多くが、既存の保険会社社員からのスカウト。
生保レディのスカウトをしてくる人は、言葉巧みに
「福利厚生がしっかりしているから働きやすい」「子供がいても働きやすい環境が整っている」「働く時間は自由だから、子供がいる人も活躍している」
など、「働きたい!」と思ってしまうようなフレーズばかりを伝えてきます。
スカウトをしてくる理由はもちろん、スカウトをしてくる社員の方々にもノルマが課されているからなのです…!
しかし、こうした働き方ができるのはあくまで営業成績が良いことが大前提。
万が一、契約が取れなかったら休みを返上して働いたり、お給料が少なくて生活していけないなどの現実が待っています。
まとめ
生保レディの離職率が高い理由は、さまざまありますが離職率が高くても就職する人が一定数いるのが生保レディ。
生保レディの働き方が自分に合うのかどうかをしっかりと見極めた上で、就職することをおすすめします。